翻訳と辞書
Words near each other
・ S/VTOL機
・ S/mileage / ANGERME SELECTION ALBUM「大器晩成」
・ S1 (格闘技)
・ S1 (水雷艇)
・ S1 NO.1 STYLE×全日本プロレス エスワン5周年記念大会 合体
・ S1000型潜水艦
・ S10ガスマスク
・ S14 (曖昧さ回避)
・ S165級大型水雷艇
・ S1B (原子炉)
S1C (原子炉)
・ S1G (原子炉)
・ S1W (原子炉)
・ S1g問題
・ S1偵察車
・ S1線 (ミラノ近郊鉄道)
・ S2 (恒星)
・ S21 (トゥール・スレン)
・ S2C (原子炉)
・ S2G (原子炉)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

S1C (原子炉) : ウィキペディア日本語版
S1C (原子炉)
S1C アメリカ海軍艦艇向け発電推進原子炉の原型炉である。
型式名のS1Cは以下のような意味である。
* S = 潜水艦
* 1 = 設計担当メーカにおける炉心設計の世代
* C = 設計担当メーカ(コンバッション・エンジニアリング(英語版)
この原子炉は、試験艦USS タリビー (SSN-597)に搭載する原子炉(S2C)のプロトタイプとして、コネチカット州ウィンザーに建造された。タリビーでは、減速機から発生する水中雑音を排除するため、通常の原潜の推進方式とは異なり、蒸気タービンで発電機を駆動し、発生した電力でモーターを回す原子力ターボ・エレクトリック方式が採用された。タリビーは攻撃型原潜の先行例であり、ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートで建造され1960年に就役した。
冷戦の間、S1Cはウィンザーサイト(北緯41°52'45.08"、西経 72°43'02.55")において新設備の試験や原子炉運転員の訓練を行うことで、アメリカ海軍の原子力艦隊を支えていた。S1Cは1959年から1993まで運転され、若き日のカークランド・H・ドナルド提督を含む14,000人の海軍兵士が原子炉の運転訓練を受けた。
コネチカット州環境保護局(英語版)は、2006年にS1Cの廃炉措置完了を宣言した〔DOE Reactor Site Returns To Green Field Conditions - First Unrestricted Release Of A Nuclear Power Site 〕。除染はニューヨーク州スケネクタディノルズ原子力研究所(英語版)(KAPL)が担当した。KAPLは、海軍とコンバッション・エンジニアリングとの間の契約が満了した後、1960年代から施設の運営を引き継いでいる。
S1Cは、原子力訓練ユニット(Nuclear Power Training Unit, NPTU)と呼ばれていた。その大きさとモータ駆動であることを除けば、プラントのレイアウトは最も多くの原潜で使われたS5Wと非常によく似ていた。
== S2C ==
プロトタイプである陸上設置型のS1Cをもとに、実際にタリビーに搭載されたのがS2Cである。
艦載用に細部に変更が加えられているため世代が1→2に進んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「S1C (原子炉)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.